よくSNSや本などで
「幸せになるには自分軸で生きるべき」という言葉を見かけますよね。
でも、実際に「自分軸ってなに?」「どうすればそうなれるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
私も昔は、まさに「他人軸」で生きていました。
・嫌われたくない
・変に思われたくない
・空気を壊したくない
そんな気持ちが先に立って、自分の意見を言うことはほとんどありませんでした。
頭の中はいつも“他人がどう思うか”でいっぱいで、自分が何を望んでいるのかなんて、考えたことすらなかったかもしれません。
自分軸への最初の一歩は「1冊の本」でした
そんな私にとって、転機になったのが高校生の頃に読んだ『嫌われる勇気』という本でした。
「他人に合わせなくていい」「自分の人生は自分のものだ」と書かれていて、衝撃を受けました。
それから自己啓発系の本を少しずつ読むようになり、
「誰かの期待に応えるために生きるのって、すごくもったいない」
という考えが、少しずつ自分の中に根づいていった気がします。
自分を知ることが「自分軸」の土台になる
今では、自分軸を育てるためにこんなことを習慣にしています。
・毎日日記をつけること
・ジャーナリングノートに、「好きなこと」「嫌いなこと」「どんな時に心が動くか」などを書き出すこと
・仕事や恋愛で悩んだとき、自分の気持ちや行動を振り返る時間をつくること
特に悩んだ時って、つい誰かの意見に頼りたくなりますよね。
でもそのたびに、「私はどうしたい?」「私は何を大切にしたい?」と立ち止まって、自分に問いかけるようにしています。
自分の気持ちに丁寧に耳を傾けるほど、
「私はこれでいいんだ」と思える瞬間が増えてきました。
自分軸とは、「自分を信じて選ぶ力」
自分軸で生きるというのは、
他人を無視したり、わがままに生きることではありません。
「私はこう思う」「私はこれを選ぶ」と、
自分の本音を大事にして、自分の足で人生を歩いていくこと。
それは、少しずつ「自分を理解すること」から始まると思っています。
今、もしも「なんだかモヤモヤする」「自分らしく生きたい」と感じているなら、
まずは自分の心の声をキャッチするところから始めてみませんか?
小さな「好き」や「嫌だな」を大切にすることが、
きっとあなたの「自分軸」を育ててくれるはずです。
自分のことを大切にできるのは、自分だけ。
少しずつ、自分の「本音」に耳を傾けていけば、
必ずあなたらしい人生が見えてくると思います。
今日も自分に優しく、一歩ずつ。